不思議の国のアリス と言えば
時計を持って走っている紳士っぽい格好したウサギ
ですよね?
(まあ、アリスは難しそうなので置いといて・・・)
というわけで今回は「時計を持った白ウサギ」に挑戦してみました。
イメージとしてはやはりジョン・テニエルの絵で行きたいです。

ジョン・テニエルさんの「不思議の国のアリス」のイラスト。
とても有名ですね。
でもこのままだとリアルでちょっと怖いので可愛い感じにアレンジします。
今回もせっかくなので作り方。
1、足のメインとなる部分を石粉粘土で作ります。
ただの重石みたいなものなので、適当でOK
よく乾かします。

2、新聞をくしゃくしゃに丸めて頭の形を作り、太めの針金で
ぐるぐる巻きにします。
ついでに耳も作ります。

3、針金で手と胴体も作ります。

4、針金で足を作り、「1」で作った石粉粘土の足の部分を巻き込んで
足の部分を作ります。

これで骨組みが出来ました。

5、骨組みにくしゃくしゃにした新聞紙をセロテープで貼り付けていき、
体の形をイメージしながら肉を付けていきます。

ちなみにこの時点からウサギは自立できるようになりました。
こんなに早くから自立できるとは。
そうそう、うさぎの大きさですが、だいたい本物と同じくらいの大きさを
目指しました。だいたい猫と同じくらいかな?と思ったのですが

家の猫の方が大きかったです(泣)
得体のしれない物体を見て攻撃しようとするうちの猫。
6、体の肉をつけ終わったらガムテープでぐるぐる巻きにして頑丈にします。

7、適当な大きさに切った新聞紙に水で溶いたでんぷんのりを塗り、
表面に貼り付けていきます。

だいたい5層ぐらい貼りました。
8、良く乾かします。

9、自立をもっと安定したものにしたかったので、足にもう一回
石粉粘土を付けました。

10、今回うさぎの毛としてモコモコの布を用意しましたが、
もしかしたら新聞紙が透けて見えるかもしれない。と思い、
習字の紙も同じように表面に貼り付けました。

11、さてここからが楽しい本番!
ウサギに着せる服を作ります。
見えないところはいらないので、見えるところだけ作成。

12、待ち針を使用してためしに着せてみます。
ちなみに袖と前身ごろ、つなげてないです。
ぬいぐるみではないのでちゃんとした服だと逆に着れないですね。

ちゃんと服を着ているみたいに見えますかね?
この時、かるーく鉛筆で体に服の線を書きました。
後で毛皮を着せるのに、ここから先は服を着ちゃうから毛皮なんて
無くてもOKの線です。
13、毛皮を着せていきます。
まずは手と耳。

14、顔にも着せます。

15、おしりにも。

なんかおむつみたい(笑)
16、足を付けます。


これで毛皮を着せるのは完成

17、子供に「しっぽは?」と聞かれ、ああそうだったと
急いで付けました。

18、先ほど作った服をボンドで貼り付けたり、縫い合わせたりして
きっちり着せていきます。


19、ジャケットを着せ、懐中時計を持たせます。


懐中時計なんてどうしようかと思っていたら、
旦那さんの実家が時計屋さんでしたので
「小さ目の懐中時計で壊れていらないのはありませんか?」
と聞いてみたところ、ばっちりありました。
ラッキー♪
20、あとは目と鼻を付けます。
手芸用のボタンみたいな黒目を付けようと思っていたのですが・・・
原作を確認してみると
「そこへいきなり、ピンクの目をした白うさぎが近くを走ってきたのです。」
ピンク色の目!?
そんなの手芸品の材料で売ってないでしょ!?(探せばあるのかもしれませんが)
ということで仕方なく手作りにしました。
困った時の石粉粘土。
目と鼻の形に整え、良く乾かし、紙やすりで滑らかにします。
その後アクリル絵の具で色を付け、ニスをたっぷりつけて完成。

21、ボンドでウサギの顔に目と鼻を付けました。

どうですか?
結構可愛くできたと思うんですが。
さっそくショールームに飾ります。
そのまま飾るのではちょっともったいないなと思い、
100均で野原をイメージできるように花やらいろいろ買って
セッティングしてみました。


なんかここだけメルヘンチック
うさぎのすぐそばには桜の木。
桜の木からは手作りのイースターエッグの飾りをぶら下げています。
(イースターエッグの飾りの作り方も載せています。よかったら見てくださいね)
外から見るとこんな感じ。


ショールーム入口から入ろうとするお客様はまずこれを見ていただくことになります。
いろんなところにイースターの卵も落ちてます。
よろしかったら、ぜひ見に来てくださいね!
少しは不思議の国のアリスっぽくなってきましたかね?
これからもいろいろキャラクターを作っていきたいと思います。
うさぎの毛皮が思った以上に余ったので、もう一体作ろうかな♪
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